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【クラウドorハード】入退室管理システムの選び方


セキュリティ面での安全性や鍵の紛失時の対応、管理コストを削減できる点から多くの企業で入退室管理システムが導入されています。便利な入退室管理システムですが、大きく分けて二種類のタイプが存在します。手頃な価格で簡単に導入できる「クラウド型」と安全性が高い「ハード型」の入退室管理システムがあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。今回はクラウド型とハード型の違いについてと特徴、選び方などをご紹介していきます。


「クラウド型」入退室管理システムとは?

クラウド型入退室管理システムは、インターネット上のサーバー(クラウド)にシステムがホストされており、アクセス制御、セキュリティー管理、および報告などの機能を提供するソフトウェアです。このタイプのシステムは、ユーザーがアクセス制御に関する情報をオンラインで入力し、管理者がリアルタイムでアクセス制御を監視および管理することができます。また、モバイルアプリケーションなどの追加機能を提供することがあります。 機能拡張や他システムとの連携が容易にできる点、初期費用や工事不要といった点がメリットですが、デメリットはインターネット回線が必須となるためシステムエラーになった際や停電時には機能しなくなる事です。また、近年ではハッキング、不正アクセスされ情報漏えいなどの心配もゼロではありません。


「ハード型」入退室管理システムとは?

ハード型入退室管理システムは、入退室管理用のハードウェア(例えばカードリーダー、顔認証機など)と、管理用のソフトウェアを組み合わせて構成されたシステムです。

クラウド型と比較した際のメリットはオンプレミスに設置されるため、ハッキングや侵入のリスクが低いことと、インターネット接続が不要なため、ローカルで完全に制御ができることです。 一方デメリットはハードウェアを購入する必要があるため、初期投資が高くなる場合があること、機能拡張がしにくいといったことです。

ハード型入退室管理システムは、オフィスや施設のアクセス制御において、高いセキュリティーを求める企業や組織にとって魅力的なソリューションとなっています。




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次からは、下記の7項目に的を絞ってより細かく比較をしていきます。

  1. 料金

  2. 初期費用

  3. 工事費用

  4. 設置方法

  5. 利用年数

  6. 開錠方法

  7. 対応人数

1.料金

入退室管理システムの導入価格は一台月額¥9000~¥19800と業者によって金額の差があります。

【クラウド型】¥9000~¥17500

【ハード型】¥10000~¥19800

それぞれ5社平均価格を比較してみるとそこまで金額は変わらないことが分かりました。

A社クラウド型機器は1台¥17500~といった業者もいるなかで、B社ハード型機器を取り扱う業者は2台で¥19800といった良心的な価格設定の所も存在しました。より低価格で入退室管理システムを設置するには、最低でも2,3社の見積りをでしてもらうと良いでしょう。


2.初期費用

買取りorレンタルで初期費用として掛かる金額が大きく変わります。

長期利用の場合は買取りの方がレンタルより安くなる場合もあるので契約前に必ず確認しましょう。

業者によっては初期費用として数十万を支払うことで月額料金が安くなるといったプランを設定していることもあるようです。月額料金と併せて初期費用はいくらかかるのか?確認をしましょう。


3.工事費用

工事の内容によりますが、一般的に¥100,000~¥300,000がスタンダートな価格となるでしょう。

分割払いが可能なのか一括なのか契約前に確認しましょう。工事費用を月額料金と併せて分割払いができる業者もあるので、そういったプランで契約をすると導入時にかかる金銭的な負担が少なく済むでしょう。


4.設置方法

機種が決まったら設置する箇所を決めていきます。

クラウド型のシステムは簡易設置が可能となっている事が多く、両面テープ等で張り付けて完了となるため数分で設置が完了するでしょう。

ハード型システムの場合は配線工事が必要な為、業者と相談しながら適切な箇所に取り付けていきます。その際に日常の動線を考慮し、セキュリティ面や、スムーズに入退室が出来るような工夫をして取り付けることをお勧めします。


5.利用年数

引っ越し、移転となった際、クラウド型機器ですと両面テープなどで固定されており配線などがないため簡単に撤去、移動が可能となります。ハード型機器の場合は配線工事がなされているため自身で簡単に撤去・移動することは難しいです。

せっかく入退室管理システムを設置したのに数年で移転となってしまうと再度新しい場所でも工事が必要となってしまいます。設置する際に使用期間はどれくらいになりそうか、短期間の場合は工事不要な簡易的であるクラウド型のものを使用するのが良い場合もあります。


6.開錠方法

顔認証、指紋認証などの生体認証にするのかテンキー、ICカード式にするのかでかかる費用やセキュリティレベルも異なります。

生体認証は導入コストは掛かるがセキュリティレベルは高めです。

反対に従来からあるテンキー,ICカード式は導入コストは低めだがセキュリティレベルは低めです。

どの機種が合っているのか分からない、という方は防犯コンサルタントにご相談下さい。




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7.対応人数

入退室管理システムの登録可能人数はスタンダードな機器で1500名、多いものだと6000名以上登録可能です。使用する箇所に応じて選択しましょう。


まとめ

以上8項目の観点から入退室管理システムの選び方をご紹介しました。

ピース株式会社では月額9000円~入退室管理システムを導入するプランをご用意しております。

弊社が得意としている【ハード型】入退室管理システムを目的やご希望に応じて設置工事・定期点検を行い、機械が苦手な方でも安心してご利用頂けます。経験豊富な防犯コンサルタントが設置個所や機種のご相談、お受けいたしますのでどうぞお気軽にお問い合わせ下さい。







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