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既存の扉をオートロック化!電子錠の仕組みや導入事例をご紹介



はじめに

オフィスや施設の施錠は手動で鍵の開錠を行うことが基本ですが、近年ではIT化が進んだことやセキュリティの観点からも「電子錠」が注目されています。

この電子錠は、今ある扉に後付けをすることで自動開閉することができます。

鍵を持ち歩き、管理をする手間が無くなるため、長期的にみるとコスト削減や日常業務の簡略化、セキュリティ強化といったメリットがあります。本記事では、後付け電子錠を付ける際の注意点や仕組みについてをまとめていきます。


電子錠とは?


電子錠とは、電池を使って電力を供給してドアの施錠・解錠が行える「非接触型の錠前システム」です。電力を供給するための配線工事は不要で、本体機器などに内蔵された電池ボックスに電池を入れるだけで利用できます。また電子錠は、オートロック機能を備えているものが多く、ドアを閉めると自動で施錠されます。鍵穴がないタイプの電子錠であればピッキングされるリスクもありません。電子錠の解錠方法には、暗証番号入力タイプ 、リモコンタイプ 、カードタイプ 、スマホタイプ、生体認証タイプなど様々な方法があります。


電子錠と電子錠の違いは?

後からドアをオートロック化したい場合、電子錠か電気錠を設置する必要があります。

設置する施設によって、また、どういった目的で使用したいかによって機種や費用も異なります。

電子錠と電気錠、それぞれの特性や違いを解説します。


電子錠 (でんしじょう)

👉 使い方がシンプルな家向けの鍵

  • 鍵の代わりに暗証番号ICカード指紋認証スマホアプリで開ける。

  • 電池式が多く、停電しても動く。

  • 取り付けが簡単で、家や小さなオフィスにぴったり。


ポイント:

  • 便利さ重視! 鍵を持ち歩かずに済む。

  • 短所: 電池が切れると使えなくなることがある。


電気錠 (でんきじょう)

👉 大きな建物や施設向けの本格的な鍵

  • 外部システム(カードリーダーやインターホン)でドアを開閉。

  • マンションのエントランスやビルのセキュリティゲートでよく使われる。

  • 配線や専用システムが必要なので設置は少し複雑。


ポイント:

  • 管理がしやすい! 誰が出入りしたかを記録できる。

  • 短所: 工事や費用がかかる。



既存のドアを後付け電子錠or電気錠でオートロック化!



機種によりますが、簡易的なものだと工事不要で既存の扉に設置ができます。

鍵を持ち歩く手間や閉め忘れのリスクも無くなり、スマートフォンや生体認識でドアを開けたり閉めたりできる便利なものです。また、古い鍵を取り外す必要がなく、既存のドアにそのまま取り付けられることができます。


電気錠、電子錠を後付けするメリット


ドアの施錠・解錠がスムーズにできる

電気錠は、暗証番号の入力や生体を識別して解錠ができるため、鍵を持ち歩く手間がありません。

鍵を事前に探す手間がなくなることで、従業員数が多いオフィスや、人の出入りが多い施設において出入りが大変スムーズになります。


スペアキー(合鍵)を複数作る必要がなくなる

出入りする人物が増えても鍵を複製する必要がなく、暗証番号を事前に伝える、または、生体情報をあらかじめ登録しておくことで鍵が手元に無くても入室が可能となります。


強固な防犯対策になる

そもそも鍵自体を管理する手間がなく、鍵の紛失・盗難のリスクもゼロになるため、他者に鍵を盗用される心配が無くなります。ただし、暗証番号タイプの場合は他者に知れ渡らないように徹底することと、定期的に番号を変更することは必須といえます。

生体認証で個人を識別できるタイプの機械だと、「いつ」「だれが」入室をしたのか記録が残せるため、万が一トラブルが起きた際の対応がスムーズになります。



電気錠のデメリット


配線工事が必要

顔認証機のような精度が高い機器を取り付けるには、事前に配線工事をする必要があります。

工事は専門的な知識と技術が必要になるため、業者に依頼するとなると工事費用がかかってきます。


電子錠のデメリット


電池切れリスク

スマートロックなどの張り付けるだけの後付け電子錠は、配線がありません。

そのため、設置こそ簡単ですがこまめに充電をする必要性があるため、手間が掛かると感じる方も多いです。

電池が切れると人が閉め出される心配もあるため、社内に電子錠の管理者が常駐していない場合は、電池切れの心配のない配線ありの電気錠を検討されることをお勧めします。


ピース株式会社では、オフィスの規模や使用目的に合った電子錠・電気錠・入退室管理システムの機種の選定から施工、そのあとのアフターフォローまでを丁寧にご対応させていただきます。

お見積り、現地調査をさせていただきます。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。




電気錠と電子錠の違いは?


電気錠と電子錠の違いは配線の有無

電気錠と電子錠の最も大きな違いは、配線の有無と

電源からの給電で動くか、電池で動くか、です。

設置個所や使用期間によってどちらが適しているか、検討されることをお勧めします。



電子錠

電気錠

操作方法

個人認証(暗証番号・指紋・スマホ)

外部制御機器(カードリーダーなど)

用途

住宅や小規模オフィス向け

中規模~大規模オフィス向け

設置

簡易的(両面テープなどで固定)

配線工事が必要

価格帯

月額9000円~

月額15000円~

停電時の対応

電池切れリスク有り

非常用電源で対応可能

電気錠工事の仕組み

後付け電気錠は、既存のドアに簡単な工事で取付けることができます。

解錠権のある人物が機械の前に立ち、承認されることで扉の鍵が開きます。


▼電気錠:顔認証の例



電子錠の導入事例をご紹介!


電子錠導入事例①:小規模オフィスのセキュリティ向上


東京都 賃貸オフィスビル 従業員数15名


導入の背景

この企業はセキュリティ強化のため、オフィスの鍵を見直す必要がありました。従来の物理的な鍵では以下のような課題がありました:

  1. 鍵の紛失リスク: 鍵を紛失すると交換費用が発生し、セキュリティも一時的に低下。

  2. 出入り管理の難しさ: 人の出入りが多く、誰がいつ入室したか分からない状態。

  3. 利便性の不足: 従業員や外部スタッフが共有スペースを利用するたびに鍵の受け渡しが必要。




導入した電子錠

製品名: 指紋認証式 電子錠


担当者の声


「電子錠を導入したことで、セキュリティだけでなく日々の業務効率も大幅に向上しました。

鍵を受け渡しする手間がなくなったことと、勤怠管理がこの一台で出来点が助かっています。

従業員からも好評で、これから他の拠点にも展開を検討しています。」


ーこのオフィスでは、セキュリティと業務効率化に合った指紋認証機器を設置させていただきました。

特に、簡単に設置できるタイプの電子錠は、コストを抑えながら利便性を向上させたい企業にもお勧めです。



電気錠導入事例②:中規模オフィス




東京都 デザイン制作会社

従業員数: 50名

オフィス規模: 200㎡、複数の会議室あり


導入の背景

このオフィスは、ICカードの出入り管理をしていましたが、従業員数が増えたことからより効率的に管理できる方法を検討していました。また、繁忙期になると荷物の搬入や来客で人の出入りが多いことから、セキュリティも向上したいとのご要望でした。現地調査とヒアリングの後に、遠隔でも管理できる顔認証機器を設置させていただきました。



選んだ顔認証機器の特徴

  • 高精度認証: 従業員の顔を瞬時に認識。

  • 入退室記録: 誰がいつ入室したか自動記録。

  • カスタマイズ機能: ゲスト用の一時的なアクセス設定が可能。

  • 非接触対応: 感染症対策としても有効。




利用シーン

  • 通常業務: 従業員は顔認証で自由に入退室。

  • ゲスト対応: 一時的なアクセス権を発行し、会議室を利用可能に。

  • 緊急時: 管理者が遠隔から出入りを制御。



担当者の声

「顔認証機器を導入したことで、日々安心して働けています。

来客対応もあらかじめ機種に登録しておくと開錠してくれるため、日々の業務も減らすことができました。

特に非接触対応は感染症対策にもなり、従業員からも好評です。」


ー顔認証機器は遠隔での解錠施錠もできるため、とくに出入りの多いオフィスや商業施設にもお勧めです。


電子錠・電気錠の設置はピース株式会社にお任せください

ピース株式会社では、オフィスの規模や使用目的に合った電子錠・電気錠・入退室管理システムの機種の選定から施工、そのあとのアフターフォローまでを丁寧にご対応させていただきます。

お見積り、現地調査をさせていただきます。ぜひ一度、お気軽にお問い合わせください。





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