会員制店舗のなりすまし防止に〝顔認証〟入退室管理システム|セキュリティと業務効率を両立
- a-fukuda8
- 5 日前
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更新日:3 日前

会員制飲食店は、特別感を保ちながらも、より利用しやすい形態へと変化しています。従来型の会員制飲食店は、主に富裕層を対象に高額な入会金や紹介制が一般的でしたが、コロナ禍以前からのトレンドの変化や顧客ニーズの多様化により、会員制飲食店が増えています。

会員制というシステムでサービス提供をする上で欠かせない顧客情報の管理や満足度を上げる施策の1つとして「入退室管理システム」は様々な役割を果たすことが出来ます。
Excelや代替えソフトウェアで事務管理を行うことも可能ですが、実際に限られた人員でこれらの業務を負担していくことは人的なミスや業務負担の増加がつきまとってしまうものです。
本記事では会員制飲食店において入退出管理システムを導入するメリットやデメリットはどのように働くのかをご紹介していきます。
会員制店舗でよくあるトラブル事例
会員制店舗でのトラブルや課題は多数あります。
既存の会員が友人などを無断で入室させてしまうケースや、会員証を貸し借りしてしまう、人員不足による本人確認の漏れやミスが起きています。
これら会員制店舗が抱える課題やトラブルのリスクは、顔認証システムの導入により改善されます。

某会員制店舗フィットネスクラブでは、入店管理がカードや暗証番号式だったため、会員が非会員である友人などを入れてしまうパス共有・なりすまし入店が発生していました。
そこで顔認証の入退室管理システムを導入。結果としシステム一つで非会員の入店をブロックすることができ、施設のセキュリティ強化や治安保持になりました。

入退室顔認証は、会員制店舗でよくある小さなトラブルに対しても効果的です。
例えば会員がカードを館内に置き忘れたり、混雑時の入場の遅れなどの発生も起きにくくなります。
結果としてスタッフの業務効率になり、顔認証システムを導入したことでこちらの会員制店舗は人件費とメンテナンスコストを削減することができました。

「施設の高級感を維持しながら、顧客満足度が向上しました。人件費削減にもつながり、助かっています。」とスパの運営者は語ります。
会員制店舗に顔認証を導入する5つのメリット
入退室の利便性以外にも、顔認証システムの導入は店舗運営者にとってさまざまなメリットがあります。
導入の声をもとに、5つのメリットを紹介します。

1.不正入店・なりすましを防止
顔認証は「本人そのもの」が鍵になるため、ICカードや暗証番号のように貸し借りや盗難の心配がありません。
ジムやサロンなどでよくある「友人をこっそり入れる」「カードを共有する」といった不正利用を根本から防止します。
また、顔の特徴で瞬時に判定できるため、スタッフが一人でも確実に本人確認が行えます。
2.入退室をスムーズに、待ち時間をゼロに
カードをかざしたり番号を入力する手間がないため、入室はシステムに顔を向けるだけで自動で開錠。
混雑時の受付や入店チェックを自動化でき、特に24時間営業の無人店舗では「人件費削減」「会員満足度アップ」につながります。
携行の必要なICカードなどの場合、持ち忘れによる入場不能なども起こり得る可能性もありますが、生体認証であれば携行品も全く不要となり、スマートな入退室を実現することが出来ます。

3.セキュリティ向上・個人情報の保護
会員制のサービスを提供するにあたり、飲食店等では個人情報の漏洩は顧客の信頼をもっとも損なうものであり、絶対に起こしてはならない課題となります。
入退出管理システムによってアクセス制限、及び入室権限をオーナー、またはそれらに専任する人材を選出することで情報漏洩のリスクを最小限に抑えられるのです。
また、顔情報は一人ひとり固有のデータであり、偽造や複製が極めて難しいため、セキュリティレベルが大幅に向上します。
防犯カメラ等との連携によって「誰が・いつ・どの出入口を使ったか」が映像と共に記録され、万が一のトラブルにも迅速対応できます。
4.顧客管理・分析データに活用できる
顔認証システムは、入退室データをリアルタイムで蓄積できます。そのデータを分析することで、
来店頻度の高い会員の特定
時間帯別の利用傾向
退会リスクの早期発見
といったマーケティングにも活かすことができます。「入室=データ」になることで、店舗運営の質が上がります。
5.“非接触”で衛生的・スマートな印象に
顔認証は非接触なので、衛生面でも安心。感染症対策としても有効で、特に医療系サロンやフィットネスジムで好まれています。入退出を管理する扉に取り付ける機器には顔認証機能とサーマル機能が両立したものもあり顧客の体調を視覚化できます。
万が一顧客の体調が優れない場合には入場の規制をすることで店舗における衛生面の管理・対策を強化することも可能です。
会員制店舗で決まった顧客が訪れるような空間であっても、コロナ禍のように体調把握が必要な場合には、入退出管理システムが活躍します。
さらに、タッチレスで入店できるスマートな体験は、ブランドイメージの向上にもつながります。、
会員制店舗の顔認証システムはピースロックにお任せください!

ピース株式会社では、会員制店舗の入退室管理システムを設置からアフターフォローまで承っております。
ご希望に合わせた機器の提案をさせていただきます。
現在、検討中の方に無料デモを行っております。ぜひ一度お問い合わせください。
まとめ
会員制店舗に顔認証を導入することで、「不正利用防止 × 業務効率化 × 顧客満足度向上」を同時に実現できます。
セキュリティ対策だけでなく、“信頼できるプレミアムな空間”を提供することが、これからの会員制店舗のスタンダードになりつつあります。
入退出管理システムを導入することで、会員制飲食店では出入り口におけるセキュリティ面の強化を行うことが可能です。
システム上で入退室権限を会員の権利として付与することで、キーレス化という利便性を確保しながら会員ではない人物の入退室を防ぐことが出来ます。
また、会員のランク等を合わせて採用している店舗においては、予約から入室、精算や退室までをオンライン上で管理可能なために顧客体験価値を上昇させる効果もあるのです。



























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