保育園の入退室管理に顔認証システムを導入|園児を守る最新セキュリティ対策
- a-fukuda8
- 11月1日
- 読了時間: 7分
更新日:11月13日

保育園では、毎日多くの保護者や子どもたちの出入りがあります。そのため、園児の安全を守るための入退室管理セキュリティは非常に重要です。
とくに、女性職員や小さな子どもが多い環境では、不審者対策を徹底する必要があります。本記事では、従来の暗証番号式・カードキーとの違いや、顔認証システムを活用した最新の保育園向け防犯対策について解説します。
カードキー・暗証番号式のリスクと限界
保育園でよく採用されている入退室管理システムには、「カードキー式」と「暗証番号式」の2種類があります。どちらも導入コストが比較的低く、操作も簡単ですが、安全性の面では課題もあります。

【カードキー式の課題】
紛失や盗難によって第三者が侵入できるリスク
複製が容易で、不正使用の恐れがある
カード忘れや再発行など、管理の手間がかかる
カードキー式はコストが低く導入しやすいが紛失や第三者に安易に侵入されるリスクがあり、セキュリティ面で不安はあります。

【暗証番号式の課題】
暗証番号が他者に知られると誰でも出入り可能
定期的な番号変更の手間が発生
子どもや保護者が誤って番号を他人に伝えてしまうリスク
暗証番号式も多くの園が導入していますが、安全性は万全とはいえません。
紛失リスクはないものの、他社に番号が知れ渡ってしまえば侵入されるリスクが拭えないからです。
このように、カードキーや暗証番号式だけでは「なりすまし」や「不正侵入」を完全に防ぐことは難しいのが現状です。こうしたリスクを補う手段として、近年では「顔認証システム」を導入する保育園が増えています。
暗証番号+カードキーの併用で安全性は上がる?
セキュリティ意識の高い園では、外門に暗証番号ロック、園舎入口にカードキーを設置するケースもあります。この方法は、カードキー単体より安全性は高まりますが、暗証番号が他者に漏れた場合、やはり侵入リスクは残ります。
注目の最新技術!顔認証システムで不審者をブロック

近年注目を集めているのが、顔認証を活用した入退室管理システムです。
カメラで顔を撮影し、事前登録されたデータと照合して本人確認を行います。
照合にかかる時間はわずか0.8秒。登録されていない人物の侵入を自動でブロックし、園児と職員を守ります。
認証方式 | 安全性 | 特徴 |
カードキー | △ | 紛失・複製のリスクあり |
カード+暗証番号 | 〇 | セキュリティ強化だが共有リスクあり |
顔認証システム | ◎ | なりすまし防止・非接触で安心 |
ピースロックでは、保育園の環境に合わせた入退室管理システムで安全性を高め効率的な運営のお手伝いをします。設置工事から7年間の丁寧なアフターフォロー付きで安心してご利用いただけます。導入を検討されている保育園に向けて無料デモを開催しています。ぜひお気軽にご相談下さい。
顔認証システム導入の3つのメリット

1. 安全性の向上
登録者以外の入室を自動でブロック
門扉の自動ロックと連携して不審者を排除
人的ミスを防ぎ、24時間体制で園を守る
事前に登録した人物しか敷地内に入ることができないため、不審者の入室を防止できます。
警備員を配置している園もありますが「人」が行っているためミスは避けられません。
そこで入退室管理システムを導入することにより厳密なセキュリティで入退室を管理できます。

2. 登降園管理の効率化
手書き不要で出欠管理を自動化
保護者アプリと連携し、欠席・遅刻連絡を自動通知
出退記録がデータ化され、園と保護者のやり取りもスムーズに
入退室履歴が自動的に残るので、何時にどの人物が入退室したのかすぐに確認できます。
タイムカードを打刻する手間や忘れる心配もありません。
特に園児の人数が多い場合、出欠確認を何度も行う手間や人的ミスを防ぐ為にもシステムは最適です。

3. 感染症対策
非接触認証で衛生的
体温検知機能付きモデルなら、入室前に発熱を自動チェック
保育士の検温作業を削減し、朝の混雑を緩和
感染症予防や発熱がある時は入室前に気が付くことができ、感染予防にも効果的です。日々行う検温が入室と同時に瞬時に完了し、「体温が37.5℃以上の場合入室不可」などの設定も可能です。
朝の忙しい時間帯に大人数の子供たちの検温をするのは大変です。
システムを導入すると動き回る子供を追いかけて検温する手間も無くなり保育士さんの負担を軽減することができます。
保育園の顔認証システム仕組み
あらかじめ保護者の顔をシステムに登録しておくことで、データの中から照合しロックを解除します。
データに顔情報が無い場合はロックは解除されず、不審者をブロックすることができます。
照合にかかる時間はわずか0.8秒です。

カメラで顔を撮影 → 保護者の顔をAIが認識
データベースと照合 → 事前登録した情報と比較し、本人確認
登降園を自動記録 → システムが入退室時間を記録し、保護者や園と共有
これらすべてをわずか0.8秒の間行います。万が一登録されていない人物が来た際は扉は空きません。安全性は非常に高いです。
導入時のチェックポイント
保育園で顔認証システムを導入する際は、単に「顔を認識できるか」だけでなく、運用のしやすさ・精度・情報管理の安全性・保護者の理解という4つの視点で確認することが大切です。
認証精度の高いAIを選ぶ

保育園では、園児や保護者がマスク・帽子・眼鏡などを着用している場面が多くあります。そのため、これらの着用状態でも高い認識精度のAI搭載モデルを選ぶことが重要です。
さらに、照明環境が変わっても安定して認識できる「赤外線カメラ」タイプや、園児の顔の成長や表情変化にも対応できるディープラーニング型AIを採用すると、長期運用にも安心です。
プライバシー保護の徹底
顔データは個人情報の中でもセンシティブ情報に該当します。保育園では、保護者や職員の信頼を損なわないために、以下のセキュリティ対策を徹底する必要があります。
データの保存期間・削除ルールを明確化し、保護者にも開示する
不正アクセスや情報漏えいが起きた際の対応フローを事前に策定しておく
特に近年は「個人情報保護法」改正により、データ管理者の責任が厳格化されています。システム導入前に、ベンダーがどのような情報セキュリティ体制を整えているか確認しておきましょう。
保護者への説明と理解促進

どんなに優れたシステムを導入しても、保護者の理解と信頼がなければ運用はスムーズに進みません。導入前には以下のような形で、保護者への説明・合意形成を行うことが大切です。
導入説明会で利用目的「なぜ顔認証を導入するのか」を明確に伝える
不安の多い「プライバシー面」や「データ削除方法」についても丁寧に案内
必要に応じて同意書を取得し、透明性を確保
こうした取り組みは、園全体の信頼度を高め、「安心して子どもを預けられる園」というブランド価値にもつながります。
導入後の運用・サポート体制も確認

導入して終わりではなく、日々の運用・トラブル対応も重要です。導入前に、次のような点もチェックしておきましょう。
トラブル発生時の遠隔サポート対応の有無
システムの定期メンテナンス・アップデートの頻度
操作が苦手な職員でも使えるよう、マニュアル・研修サポートがあるか
運用サポートが整っている業者を選ぶことで、長期的に安心してシステムを活用できます。
まとめ:園児を守るために、今こそ顔認証システムを
保育園の顔認証セキュリティは、安全性と業務効率を両立する次世代の入退室管理ツールです。園児・保護者・職員が安心して過ごせる環境づくりに、導入を検討してみてはいかがでしょうか?
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